先日考察した「
きのこの山」と「
たけのこの里」で
どちらが好きかは年齢によって有意差がある という噂
もう少し検証してみました。(前の記事は
こちら)
まず、アンケート結果を見て見ましょう。
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=8495&p=0&od=
私38歳↑やっぱりきのこの山が好き 698票(18.9%) 私38歳↑えっ? 私はたけのこの里よ 693票(18.8%) 私38歳↓やっぱりたけのこの里が好き 1685票(45.7%) 私38歳↓えっ?私はきのこの山だけど 613票(16.6%)38歳以上は限りなく同票に近いです。
ですが、38歳未満は圧倒的に「たけのこの里」が有意なわけです。
38才前後の方の年齢と「きのこの山」「たけのこの里」発売の関係を
表にしてみました(笑)
先日の調査結果にもあるように、
「きのこの山」の発売は1975年
現在、38歳の方が5歳のとき
「たけのこの里」の発売は1978年
現在、38歳の方が9歳のときです。
これに日本マクドナルドの創業者 藤田 田 氏の理論を当てはめると
「きのこの山、たけのこの里 38歳説」のなぞを解くカギがあるわけです。
藤田 田(ふじた でん)氏の理論「十二歳味覚説」とは次のようなものです。
(以下、
ここより引用)
「人間は十二歳まで食べていたものを一生食べていく。」、これは日本マクドナルドの社長、藤田田(ふじたでん)氏が唱えた“十二歳味覚説”です。人間も幼少期から少年期までに食べていたものが「おふくろの味」としてインプリンティングされます。その頃を過ぎてから食べたものを好きになることはあっても、「おふくろの味」にはかないません。だから、この時期の子供に「マクドナルドの味」をインプリンティングしておけば、その子達が大人になり、自分の子供が出来れば「おふくろの味」としてマクドナルドのハンバーガーを食べさせ、それは代々受け継がれていくだろうというのが藤田田氏の戦略なのです。ここで、あらためて表を見てみます。
すると38歳を境に変わっていることがあります。
それは、12歳時点での「きのこの山」と「たけのこの里」経験年数(なんのこっちゃw)が
倍になっているのです!
そうです!現在38歳以上の人は12歳までの「きのこの山」インプリンティング期間が
2倍以上長いワケです。
しかも、より印象形成を決定づける幼少期の経験年数が長くなっています。
したがって、某ハンバーガーチェーンの理論に従うと「きのこの山」人気が38歳を境に
変化があるのもうなずけるというものです。
一方「きのこの山」30歳説というものもあるようです。
上記表からすると、ちょうど30歳未満の人は「きのこの山」「たけのこの里」の
経験期間が同じになるわけです。
いいかえると30歳以上(1979年より前の生まれ)の人は、どうがんばっても
「きのこの山」の刷り込み期間の方が長くなるわけです。
また、38歳説の根拠として、クッキーのバター 好き・嫌いという仮説もあるワケ
なんですが、それは46歳以上の人(「きのこの山」発売時に12歳以上の人)に
当てはまるのだと思います。
46歳以上の人は、すでに「きのこの山」発売時点で味覚形成ができあがっている
わけですから、あとは純粋に好みの問題となるのでしょう。
まとめますと
・38歳を境に「きのこの山」が優位になるのは
12歳までの味覚形成期間の影響である
・発売年の違いから30歳を境に「きのこの山」優位が存在するのは
幼少期の味覚体験の差があるためである
・30歳未満、46歳以上においては純粋に食べ物としての嗜好が
好き・嫌いを決定づけているものと思われる
→後発商品の「たけのこの里」の方が第三者的にも、おいしく設計されている
(≒ 万人受けする味に形成されている)と考えるのが素直である
「きのこの山」と同じ誕生日ということで、100円そこそこのお菓子に熱くなって
しまいました(汗)
ありがとうございました。
我が家の週末はハッピーセットになりつつあります...
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