単独で、しかも無酸素で登るのがどんだけ大変なんだろうかと思うと想像を絶する世界です。youtubeの動画で栗城さんの登山を垣間見ているのはせいぜい5分とか長くても15分くらい。その映像の前と後に限りなく長い冒険があるかと思うと気が遠くなる思いです。
デス・ゾーン8848M―エヴェレスト大量遭難の真実 著者:アナトリ ブクレーエフ,G.ウェストン デウォルト 角川書店 |
このエベレスト登頂の翌年にブクレーエフさんはアンナプルナに挑んで雪崩に巻き込まれて亡くなってしまわれたそうです。エベレストでの救難活動に超人的な尽力をされたブクレーエフさんでも命を落としてしまったという、それだけアンナプルナという山は危険な山なんですね。
海外のサイトによると、アンナプルナの危険さを象徴づけているのが初登頂したモーリス・エルゾーグさんの自叙伝「処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂」のインパクト (壮絶な内容だそうで、まだ読んでませんが...) と、エベレスト救出劇で超人的な活躍をしたブクレーエフさんまでもが命を落としたという事実 が登山家たちを寄せ付けない大きな要因だそうです。
処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂 (yama‐kei classics) 著者:モーリス エルゾーグ 価格:1,890円 山と溪谷社 |
空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか (文春文庫) 著者:ジョン クラカワー 文藝春秋 |
クラカワーさんはブクレーエフさんに批判的な立場だそうで。
零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男 (光文社文庫) 著者:B・ウェザーズ 価格:620円 光文社 |
さぁいそがしくなってきたぞ。
とうぶんは想像の世界で冒険だな、こりゃ。
一歩を超えろ。⇒
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