2010年3月11日木曜日

デスゾーン読んだ。アンナプルナは、まぢヤヴァイらしい。

栗城史多さんの番組を見たり、youtube見たり、本を読んだり、講演会に行かせて頂いたりしてからというもの、どっぷりエベレストのことにハマっています。それで「デスゾーン」の本を読んでみました。エベレスト!ハンパないっすね。商業登山でシェルパさんやらガイドさんやらが、ルート工作しててもヤバいなんてもんじゃあないのですね。

単独で、しかも無酸素で登るのがどんだけ大変なんだろうかと思うと想像を絶する世界です。youtubeの動画で栗城さんの登山を垣間見ているのはせいぜい5分とか長くても15分くらい。その映像の前と後に限りなく長い冒険があるかと思うと気が遠くなる思いです。


デス・ゾーン8848M―エヴェレスト大量遭難の真実
著者:アナトリ ブクレーエフ,G.ウェストン デウォルト
角川書店
このときに日本人女性で2人目のセブンサミッターとなった難波康子さんがキャンプまで残りわずかのところで亡くなってしまったのですね。すぐ手の届くところにいながら難波さんを救うことができなかった著者のブクレーエフさんの悲しみが伝わってくる内容でした。
このエベレスト登頂の翌年にブクレーエフさんはアンナプルナに挑んで雪崩に巻き込まれて亡くなってしまわれたそうです。エベレストでの救難活動に超人的な尽力をされたブクレーエフさんでも命を落としてしまったという、それだけアンナプルナという山は危険な山なんですね。


海外のサイトによると、アンナプルナの危険さを象徴づけているのが初登頂したモーリス・エルゾーグさんの自叙伝「処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂」のインパクト (壮絶な内容だそうで、まだ読んでませんが...) と、エベレスト救出劇で超人的な活躍をしたブクレーエフさんまでもが命を落としたという事実 が登山家たちを寄せ付けない大きな要因だそうです。


処女峰アンナプルナ―最初の8000m峰登頂 (yama‐kei classics)
著者:モーリス エルゾーグ
価格:1,890円
山と溪谷社




空へ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか (文春文庫)
著者:ジョン クラカワー
文藝春秋
これも「デスゾーン」とあわせて読んでおくべき一冊といわれているジョン・クラカワーさんが同じ遭難事故について書かれた本です。(未読)
クラカワーさんはブクレーエフさんに批判的な立場だそうで。


零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男 (光文社文庫)
著者:B・ウェザーズ
価格:620円
光文社
この方(ウェザーズさん)は難波康子さんと同じく遭難して半ば凍りついた状態で一晩をすごした後、奇跡的に生還されたそうです。(これこそ「奇跡のせいかん」ですね)。


さぁいそがしくなってきたぞ。
とうぶんは想像の世界で冒険だな、こりゃ。


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